森林組合の仕事
指導部門
組合員への林業経営指導を行い、鹿被害対策の為の有害鳥獣捕獲への助成を行ったり、林業労働災害防止の為の指導を行っております。
森林整備部門
<植栽>
スギ・ヒノキを中心に、1ha当たり2,000~3,000本程度植林しています。最近は、クヌギ等の広葉樹も植林されるようになってきました。
<下刈>
苗木の成長を妨げる雑草や雑木を刈払います。概ね植林後5年から6年まで、場所によっては1年に2回刈払いします。 2024年度から4回目以降の下刈りについては、協議が必要となりました。
<除伐>
成長の邪魔になる雑木や育つ見込みのない植林木を取り除きます。植林後、7年から12年頃まで実施します。
<間伐>
造林木を適当に間引いて、その林の成長に適した込み具合に調整するため5年に1度の割合で抜き切りを行います。
<枝打ち>
フシのない上質な木材を作るため、造林木がある程度の大きさになった時、下枝を切り落とします。この作業は、秋から春にかけて行います。
<針広混交林>
水と緑の森づくり税により、強度な間伐(間伐率35%~40%)を行い、広葉樹の侵入を促進し針葉樹(スギ、ヒノキ等)と広葉樹(クヌギ等の雑木)の森へと誘導します。
<保安林>
水源涵養及び土砂流失防備保安林内において、森林の整備を行います。
<作業道>
林業生産の基盤である作業道については、計画、設計を行い、開設しています。
<森林調査>
森林収穫調査及び面積測量等を行います。
<購買品>
山行用苗木、獣害対策用防護柵や林業に係る資材等豊富に販売しています。
販売部門
<林産>
利用間伐、全伐による素材生産を行っており、直営班4班、請負業者4社により行っています。
<木材集荷センター>
間伐材、剪定木等の買取を致します。買取額につきましては、材の質等により変動しますが、t当り4,000円~7,000円でございます。直径は6cm以上、長さは2m~4mを目途にお願い致します。枝葉の取り扱いについては、行っておりません。